発電サポート事業

化学分析

水質分析(工場排水・ユニット水・純水・工水・生活排水・海水等)、排ガス計測、騒音・振動測定

発電所から排出される生活排水、工場排水に含まれる有害な物質を測定し、水質汚濁防止法や下水道法で定められた環境基準、排水基準に適合しているか分析を行い、計量証明書または分析結果報告書を発行します。
また、発電所で使用する工場用水(ユニット水、純水、工業用水、海水等)の水質管理をするための分析を行います。
その他、発電所から大気へ排出される排ガスの周辺環境への影響の有無を確認するため、大気汚染防止法に関わる測定(ばいじん・硫黄酸化物・窒素酸化物・水銀測定等)を行い、計量証明書または分析結果報告書を発行します。
さらに、工場等から発生する騒音や振動の周辺地域への影響の有無を確認するため、騒音・振動規制法に基づき騒音・振動測定および解析を行い、計量証明書または分析結果報告書を発行します。

固体燃料分析(石炭・バイオマス)、液体燃料分析(軽油、重油等)、気体燃料分析(LNG組成)タービン油分析

発電に使用する固体燃料(石炭・バイオマス)や液体燃料(原油・重油・軽油)、気体燃料(LNG組成)の品質評価の分析を行います。バイオマス燃料には破砕・粉砕が難しい試料もありますが、自社での試料調製(粉砕・破砕)が可能です。また、バイオマス燃料の引火に用いられる珪砂の分析も行います。
その他にも発電タービンなどの高速軸部分の摩耗低減に用いられる潤滑油(タービン油)の劣化度合いや傾向を確認・把握するための分析を行います。

溶出試験(燃え殻、ばいじん、汚泥等)

廃棄物を埋立処分する場合、廃棄物に含まれる重金属や農薬などの有害物が、降雨などにより溶け出して、周辺環境に影響を及ぼす可能性があります。そのため燃え殻、汚泥、ばいじん等の産業廃棄物は金属等を含む産業廃棄物に関わる判定基準を定める省令(昭和48年総理府令第5号)に規定された判定基準を満たしているか確認を行う必要があります。弊社では、このための発電所から排出される燃え殻・汚泥・ばいじん等の溶出試験を行います。

石炭灰分析(フライアッシュ、ボトムアッシュ等)

発電所において発電のために燃焼した燃料(石炭・重油など)から発生する石炭灰(フライアッシュ、ボトムアッシュ等)をセメントの原材料や湖沼などの水質浄化剤として有効活用できるか評価するための分析を行います。

炭カル・石膏分析

当社販売製品であるタンカルおよび石膏の主要成分分析を行い、品質確認します。