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社員インタビュー「社内公募で新たなフィールドに挑戦」

事業推進部 カーボンニュートラルグループ/熊谷 悠(2017年入社)

もともとインフラ関係の仕事に興味があり、当時ちょうど電力自由化がスタートしたタイミングだったため、電力業界がこれからより盛り上がっていくのではと思い、入社を決めました。入社後は、島根原子力発電所に関する業務を行う島根事業所へ配属。まずは原子力に関する基本的なことを学びました。原子力はネガティブなイメージを持たれることもありますが、実際に関わってみると安全面の対策など、驚くほどにしっかりとしており、原子力に対するイメージが変わりました。その後、中国電力の原子力部門へ3年間出向し、島根原子力発電所の安全対策に関する業務に従事。島根事業所に戻ってからも、同様の業務で経験を積みました。

2023年2月より、社内公募に応募を経て、事業推進部に配属となりました。以前から、新しいフィールドにチャレンジする仕事に関わってみたいという思いがあり、そのきっかけとなったのが、中国電力に出向していた時に、他社から受けた新規業務委託のプレゼンでした。その際に、プレゼンされていた方のように、新しいフィールドに積極的に飛び込んでいくような仕事をしてみたいと思いました。また、社内の新規事業WG(ワーキンググループ)に参加した際にも、他社へのベンチマーク調査として実際に現地へ訪問する中で、新規事業を立ち上げるような仕事が自らのやりたかった仕事だと具体的にイメージすることが出来ました。そんな中で、事業推進部の社内公募の知らせを見つけ、「これだ!」と思い、応募を決めました。事業推進部では、今まで経験してきた原子力に関する業務とは全く異なるため、ゼロからのスタートにはなりますが、毎日が新しいことの連続でとても新鮮です。

現在担当している仕事は、カーボンニュートラルのコンサルタント業務です。事業活動の中での温室効果ガスの排出量を「見える化」し、企業のカーボンニュートラル推進をお手伝いしています。カーボンニュートラルを進めるにあたって、まず何から始めて良いか分からないというお客様が多いですので、まずはルールに基づいてどのようにして「見える化」するのかをサポートいたします。また、「見える化」により、ホットスポットと呼ばれる温室効果ガスの排出量が多い事業活動を具体的に把握した上で、お客様における脱炭素に向けた取り組みをサポートしています。今後の目標としては、お客様からカーボンニュートラルのことを聞かれたら、何でも答えられてより良い提案が出来るよう、知識を身に付けていきたいと思っています。また、LCA(ライフサイクルアセスメント)に関する資格も取得したいです。

これまでは、電力・発電業界の中にしか目を向けることができていませんでしたが、事業推進部に異動して、さまざまな業種の方と関わりを持ち、あらゆる考え方を知る中で、とてもやりがいを感じています。これからも、会社全体としての業務の幅を自らの力で広げていけるような人材となれるよう邁進していきます。